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肩こりで夜眠れない悪循環から抜け出す方法|寝る前5分ケア

肩がガチガチに硬い状態で布団に入ると、なぜか眠りが浅くなる。夜中に何度も目が覚める。朝起きても肩の痛みが残っている。

こうした悪循環に陥っている人は、実は多いのです。肩こりと睡眠の質は密接に関わっており、放置すると慢性的な睡眠不足に繋がります。

でも安心してください。就寝前のたった5分で、肩こりを緩和させて深い眠りに導く方法があります。

肩こりが眠りを浅くする科学的理由

肩こりが発生すると、僧帽筋(そうぼうきん)という背中から首にかけての大きな筋肉が緊張状態に陥ります。

この筋肉が硬く凝った状態では、血流が悪くなります。血流の低下は、脳や神経系にストレスシグナルを送り続けることになるのです。

寝ようとしても、脳がストレス状態から切り替わりにくく、深い眠りに入れません。その結果、レム睡眠(浅い眠り)の時間が増えて、少しの音や動きで目が覚めるようになります。

さらに問題なのは、浅い眠りが肩こりを悪化させることです。睡眠の質が低下すると、筋肉の回復が進まず、翌日も肩がこります。肩こり→睡眠障害→肩こり悪化という負のループが完成してしまうのです。

寝る前5分で効果的なストレッチ3選

それでは、就寝前に実践できるストレッチをご紹介します。

すべて5分以内で完了でき、特別な道具も不要です。

1. 首の側面伸ばしストレッチ

あぐらをかいて座り、右手で左側の頭を優しく右に倒します。

このとき、左の肩を下に押し下げるようにしましょう。左の首から肩にかけて、心地よい張りを感じる位置で15〜20秒キープします。

反対側も同様に行います。これを2セット繰り返してください。

このストレッチは僧帽筋上部の緊張をほぐし、首から肩への血流を改善させます。

2. 肩甲骨スクイーズ

椅子に座り、両手を腰の後ろで組みます。

息を吐きながら胸を張り、肩甲骨を背骨に寄せるようにギュッと力を入れます。この状態で5秒キープ、力を抜く。

これを10回繰り返してください。

肩甲骨周辺の筋肉が収縮し、弛緩することで、凝り固まった筋肉がほぐれます。

3. 腕の大回転ストレッチ

立った状態で、両腕を肩の高さまで上げて、大きく円を描くように回します。

前回し10回、後ろ回し10回行ってください。

肩関節全体の可動域が広がり、肩周辺の筋肉全体がほぐれます。血流も良くなり、副交感神経が優位になりやすくなります。

寝る前30分のセルフマッサージテクニック

ストレッチと併用すると、さらに効果的なのがセルフマッサージです。

肩こりが強い場合は、ストレッチだけでなくマッサージも取り入れることで、より速く症状が改善します。

親指を使った肩甲骨マッサージ

背中に手を回して、肩甲骨の内側に親指を当てます。

ゆっくり円を描くように、上から下へ押しながらマッサージしていきます。痛気持ちいいくらいの強さが目安です。

1分間、両側を丁寧に行ってください。

テニスボールを使った背中マッサージ

床に仰向けに寝て、テニスボール(なければ硬めのボール)を肩甲骨の下に置きます。

体重を使ってボールを背中に押し込み、ゆっくり上下に動きます。

2〜3分間、コリが強い部分を重点的にマッサージしましょう。

血流改善に加えて、筋肉の深い部分の緊張もほぐれます。

就寝前の環境整備で睡眠の質をさらに高める

ストレッチやマッサージと同時に、寝室の環境も調整することが大切です。

肩こりと睡眠の質は、寝具の選択にも影響を受けるからです。

枕の高さを見直す

枕が高すぎたり低すぎたりすると、首に余計な負担がかかり、肩こりが悪化します。

寝ているとき、首の後ろと布団が握りこぶし1個分のすき間が空く高さが理想的です。

もし今の枕が合わないなら、タオルを折って調整してみてください。

寝る1時間前から照明を暗くする

明るい光を浴びると、交感神経が優位のままになり、体が緊張状態を保ちます。

これは肩の筋肉も緊張させてしまいます。寝る1時間前から照明を薄暗くし、副交感神経を優位にすることで、筋肉のリラックスを促進させましょう。

就寝30分前にぬるめのお風呂に入る

体温が上がった後、下がり始めるときに人間は眠くなります。

38〜40℃のお風呂に15〜20分浸かることで、体がリラックスし、肩の筋肉も緩みます。さらに、深い眠りに入りやすくなります。

朝起きたときの肩こりを予防するコツ

夜間にケアしても、朝起きたら肩がこっている場合があります。

これは寝姿勢に原因があることが多いのです。

横向き寝の人は、肩に体重が集中しやすくなります。仰向けで寝るか、どうしても横向きなら、背中の下にクッションを敷いて、体を支えるようにしましょう。

朝起きたら、ストレッチの3番目の「腕の大回転」を10回行ってください。就寝中に硬くなった肩周辺の筋肉を、起床直後にほぐすことで、1日を良い状態でスタートできます。

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肩こり改善で眠りの質が激変する

肩こりで眠れない悪循環は、一度気づけば簡単に抜け出すことができます。

大事なのは、毎晩、就寝前5分のストレッチとマッサージを習慣化することです。

1週間続ければ、睡眠の質の変化に気づくはずです。朝起きたときの目覚めの良さ、肩の軽さ、日中の疲れやすさの改善。

これらの変化があなたを後押しして、さらに習慣が続きやすくなります。

今夜から、寝る前5分のケアを始めてみてください。肩こりと無縁の深い眠りの世界が、あなたを待っています。